夏でも遠出・長距離ツーリングをしたい方へ-涼しくて快適な夏の装備を紹介します
- バイク用品
- 記事公開日:2019年08月08日
- 最終更新日:2019年08月24日
暑い、暑すぎる…!
うだるような暑さの夏場である7月、8月。そんな時でもバイクに乗りたい時ありますよね。
暑い時の装備は普段着と同じで半袖、短パンが一番でしょう。
え?危ないって?…
そうこれには条件があります。
それは短距離、短時間の走行ならということ。例えば、5〜10分の近場に行くときはこれでもいいかもしれません。
でも、30分を超えるようなお出かけや、30km以上を走るようなツーリングでは厳しくなってきます。
その理由は、太陽光。
太陽の光を浴びすぎると、身体に熱が入りすぎて熱中症などの危険がありますし、肌が焼けすぎてしまって、軽いヤケドをしてしまう危険もあります。
暑くて不快なことに加え、安全のためによくないので、少しでも太陽光をさけて涼しく過ごしたいですよね!
なので、
30分を超えるようなお出かけや、30km以上を走るようなツーリングに行く場合は、いかに太陽光を防ぎつつ、涼しい格好が出来るかが肝になります。
そこで今回は、
- 暑くてもなるべく快適にツーリングがしたい!
- 遠出しなければいけないため夏でも涼しくて快適な格好を知りたい!
という方に向けて、おすすめの装備を紹介します。
私もツーリングが大好きで、夏場でも誘惑に勝てずに出かけてしまう事も少なくありません(笑)
一般的に良いとされている情報から、
個人的にいいなと感じたものまでご紹介できればと思います。
暑くても快適な夏の装備を紹介!
※夏の装備の基本的な考え
肌の露出面積をなくしつつ、いかに涼しい格好が出来るか。
ともかくこれにつきます。
どの装備もこれを基準に考えて選定しました。
ヘルメット
風が当たる面積の多さを考えと、半キャップなどの半ヘルですが、日差しについてはかなり浴びてしまう事になります。
そこでバランスがいいのはジェットヘルメット。特にシールドの部分をスモークやミラーなどの赤外線や太陽光に強いものにしておけば、日差しも防ぎつつ、風も適度に当たるし、快適度が高いと言えそうです。
とはいえ、スポーツタイプのバイクに乗る方はやっぱりフルフェイスを被っておきたいものですよね。(風の抵抗や安全性、カッコよさも考えると…)
その場合はなるべくベンチレーションが多いモデルを選ぶのがおすすめ。
ですが、とはいえフルフェイスは顔への密着度も高いため、暑いものは暑い…ということで割り切って被るしかなさそうです。
もしくは、顎の部分を上げる事ができるフリップタイプやシステムヘルメットという選択もありかと思います。
これであれば走行中はフルフェイスにしておき、停車中に顎をめくれるので、熱を逃すのに便利ですね。
アウター(上着)
定番はやはりメッシュジャケット。
メッシュジャケットとは、その名の通りメッシュの生地を作られており、日差しは遮ってくれるが、風は通す作りになっています。パーカータイプもよく見ますね。
ジャケットを作っているメーカーなら、1モデルはまず展開しているはずなので、見たことない方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
オススメはフルメッシュタイプ
これは注意点とも言えるのですが、できれば「フルメッシュタイプ」を選ぶのがおすすめ。
というのは、中にはジャケットの一部だけがメッシュになっている春夏用のジャケットがあります。
もちろんモデル次第なのですが、自分は「夏専用ではないけど、まー涼しいでしょう」と軽い感じで春夏用の半分くらいメッシュになってるものを選んだところ、真夏では暑くてつかえませんでした…(T^T)
メッシュじゃないところが肌にベトベトついてしまうし、熱がなかなか抜けないなど、かなり不快だったんですね。
フルメッシュタイプはメッシュはフニャフニャしていて見た目はあまりよろしくないのですが、もし真夏でもしっかり使いたいなら、見た目より性能で選んでおきたいところ。
また、メッシュとはいえバイクウェアの場合はプロテクターが入っていることも多く、安全性が考慮されているのも嬉しいですね。
長袖Tシャツを着て乗り切る
夏場はそんなに走らないしジャケットを買うまでは…
という方は、長袖Tシャツ(ロンT)で乗りきる手もあります。
自分も割とこれで乗ってしまいます。
個人的にはサーマルロンTを使用
普通のロンTよりサーマルロンTをきてしまいがちです。
理由は、走行中の風通しが良いことと、厚手で守られてそうな感じがする事、見た目がいいからの3つ。
ただし、あまり厚手のもので風通しが悪いものは難しいので、生地が硬かったりそこまで厚くなかったりするものが良さそうです。
見栄えもいいので個人的にはおすすめ。
どうしても暑い時はUVカットのスポーツウェアの長袖を着用
ただ、35℃前後など、かなり暑い時はサーマルTだと厳しいかも。そんな時は、UVカットしてくれる長袖スポーツウェアが最終兵器となるでしょう。
たとえば、ランニング用だったり登山用だったりです。これらは日中に使うことを想定されていますので、しっかりしたものであればUVカットの機能がついているものもあります。生地が薄い分、UVカット無しだと日焼けてしまうかもしれませんので注意ですね。
またかなり薄い素材になるので防御力はほぼ無し。
快適さをとるか、安全性をとるか?人それぞれの考え方によりますね。
ボトムス(下衣)
少し珍しいですが長距離乗るならメッシュパンツもあり。
ジャケットと同じように、長時間、長距離乗るならバイクウェア であるメッシュパンツを履いておくのが無難です。
プロテクターもついていて安心ですしね。
ただ、上半身よりも風を受けないため、影響度としては少ないかも?
薄めのデニムや通気性の良い普段着でも○
これも考え方次第ですが、ボトムスは普段着でも特に問題ないかと思います。
たしかにプロテクターがついていた方が安全ではありますが、
個人的には薄めのデニムや、カーゴパンツを履くことが多いです。
グローブ & シューズ
グローブはもうメッシュグローブ一択。これは迷わなそうです。
個人的にはスマホ操作がしやすいタイプがおすすめです。
迷うのはシューズ。
さすがにサンダルとか穴がたくさん空いている靴では乗るのが怖い!
でもいかに安全でもブーツは蒸れる…
ということで、落ち着くのはやっぱりスニーカーかバイクシューズではないでしょうか。
ローカットスニーカー or 涼しいバイクシューズはいかが?
個人的にはローカットスニーカーで十分かなと思います。
たしかに安全性は低いのですが、VANSなどのスケートボードシューズなら、靴が擦れることを前提に作られているため、強度はかなり高くソールも滑りにくいし、安全性も高めです。
もしくは、多少お金をかけるなら涼しいバイクシューズという手もあります。
実はメッシュタイプのバイクシューズが各メーカーから展開されています。
スニーカーに比べれば多少費用はかさみますが、安全性と通気性はバッチリですね。
番外編:タオルや着替え持っていくことで不快感はだいぶ抑えられる
意外と忘れがちなのがこれ!(俺だけか…?)
結局どれだけ涼しい格好をしていてもある程度汗はかいてしまいます。
しばらく走ってバイクを降りたら、顔は汗だくだし、上半身もベタベタ…
こういった汗をタオルで拭くだけでもだいぶ不快感は抑えられます。
で、不快感が抑えられると、これが疲れ軽減にも繋がります。
また、インナーに着ているTシャツの替えを持っていくのもいいですね。
以上!
夏場でも快適な装備の紹介でした。
バイクにはまっていればいるほど暑くても乗ってしまうもの…
バイクに乗っていると、普段歩くのとちがっていつのまにか30分経ってるみたいな事が多いので注意したいですね。
疲れを抑えて安全に乗るためにもぜひ参考になれば幸いです。