なぜ今バイクが売れないのか?(2017)

  • はじめに
  • 記事公開日:2017年01月29日
  • 最終更新日:2017年08月22日

若者の車離れと言われて久しいが、バイクもかなり離れている。
私は現在30代前半なんですが、
同世代の同僚や友人、知り合いでバイクに乗っている人(趣味として楽しんでいる人)は片手で数えるほどしかいません。

バイクに全然興味がない人に会うたびに、
こんなに楽しい乗り物なのになぁといつも思ってしまう。
(もちろんバイクの好き嫌いは人それぞれだけれど…)

そもそも世界のバイク4大メーカーが全て日本だというのに、
なぜ日本で普及しないのか??

私自身、今はバイクに乗っていないものの、これまでに3台を乗り継ぎ、直近のは大型バイクでした。
その頃は月に1000km走るのは普通で、毎週のようにツーリングに出かけるほどハマっていました。

しかしそんなバイク好きの私でも、
今の日本でバイクに乗っていると、うんざりする事がなんと多いことか。。

「そりゃ売れねーわ」と思わざるを得なかったのです。
それは様々な要因が絡んでいると思われ、単純ではありませんが、私なりに色々とまとめてみました。

念のため販売台数の推移を確認

出典:日本自動車工業会

一般社団法人日本自動車工業会が公開している販売データです。
改めて見ると80年代の販売台数は凄まじかったですね。。。
2000年代から2015年までは右肩下がりに落ちています。
やはり現実に販売台数は減っていますね。

私が感じたバイクが売れない理由

家にも目的地にも駐車場がない

これは都心部に限った話かもしれません。
せっかくバイクを手に入れても、置き場に困ってしまうんですね。。。
都心部の家では、置くスペースがないことは珍しくありません。
マンションなど、車の駐車場と自転車の駐輪場はあるのに、バイクだけがなかったりなんてことも。
ともかくバイクを所持することをあまり想定されていない印象を受けます。
よってバイク用のレンタルガレージなどや月極駐車場など自宅以外で借りるしかなく、
利便性が薄れたり、費用がかかったりと、できれば借りたくはないところです。

そして、出かける先にも駐車場がありません。
2006年の道路交通法改正で、駐車違反が厳しくなりました。
あの緑色の制服を着た監視員が、端末を持ってウロウロしているのを見たことがあると思います。車はもちろんのこと、バイクも監視の対象です。
確かにバイクの場合は、歩道の端っこに止めたりなどちょっとしたスペースに駐める事が出来て、なんとかなっている感はありますが、法律的には微妙なところなので、自分の場合は、違反切符を切られないかいつもソワソワしています。
このように、駐車スペースをほとんどとらない乗り物であるにも関わらず、駐車スペースが用意されていないのが現状です。これでは、生活の手段としてメインで使おうという気にはならないですよね。

出典:Go Is My Middle Name

上記の写真はパリの2輪駐車場です。バイクと自転車どちらでも駐めれるようになっていますね。
バイクが生活の足としてメジャーなヨーロッパでは、このように都心でも駐車場が充実しています。
日本では、都心だと渋谷くらいでしょうか?新宿などもそこそこ駐めやすいですが、他の都市ではなかなか見つけることができません。
どの都市でもこのような駐車場があれば、バイクで出かける機会は増えるはずです。
我々日本人は以前、スペースがなくても無理やり駐車してしまうようなマナーが悪い時期もあり、問題となりましたが、現在では規律を守るようになってきています。
多少有料でも構わないので、今こそこのような駐車場を作って欲しいですね。

悪い印象が根強い

「バイク=不良」「バイク=危ない」「バイク=うるさい」「バイク=車の邪魔」など、
残念ながら悪い印象が多いのかと思います。
これは暴走族が爆音で深夜に走っていたり、比較的若い層がバイクに乗ることが多いため、
運転マナーがなっていなかったりと様々な理由があるように思います。

これはもうこれからバイクに乗る我々が、運転マナーに気をつけて行くしかないのでしょう…

生活に必須ではない

これも都心部の話かもしれません。(当方が住んでいるため偏ります。申し訳ないです。。。)
都心部では交通網が良く整備されており、主に電車とバスがあれば主要な場所にはほぼ行けてしまいます。
実際バイクがなくても不便することはほとんどないのかもしれません。
よって、バイクに乗る=趣味として捉えられ、設備が整わないのも無理はないのかもしれません。

しかし、バイクが大衆化することにより、他の側面でメリットがあるのではないかと考えています。
もしバイクの有効性が認められ、車と同様の社会的地位を確立できたなら、いろいろなことが変わるはずです。

例えば、社会的地位が上がれば、通勤や通学でも認められることになります。
もしこれまでに電車を使っていた人(ほとんどだと思いますが)がバイクを使うようになれば、
必然的に電車の利用数が減り、満員電車の問題解決にも一役買うのではないかと思っています。
また、これまでに車を使っていた人が、バイクを使う機会が増えれば、
排気ガスの量が少ないため、単純に環境に優しいですし、
省スペースなため、渋滞緩和もできるのでは?なんて思っています。
車離れなんて言われますが、特に週末は今でも渋滞が激しいです。バイクの乗りやすい春や秋だけでも、渋滞が減ればいいと思うんですけどね。

道路交通法や取り締まりが厳しい

もちろん私は車、バイクの運転は安全に行うべきだと思います。
事故によって自分の命を落とすかもしれませんし、他人も巻き込んでしまうかもしれません。

しかし、現在の道路交通法、特に速度制限に関しては、
一部の道路で「なぜこんなに低いんだろう…」と疑問に思うことも少なくありません。
運転中、周りの車の流れが制限速度よりも速く、ただ流れに乗って走った方が安全だし自然なため、
周りに合わせて速く走るなんて経験は、どなたでもあるのではないでしょうか?

特に原付バイクの制限速度30kmというのは、現実的ではありません。
仮に30kmでないと危ないというのであれば、60kmで流れるような道路には乗れないようにすべきです。
60kmで流れる道路を、左車線とはいえ、30kmで走行するのは速度差が30kmもでてしまうことになり、
かえって危険だと思うのは私だけではないはず。
このように、運転する時に、周りの流れにも合わせるのが安全なのですが、それに沿っていない制限速度が定められている場合が少なくなく、運転するのに気を余計な気を使いがちかと思います。

また、警察の取り締まりも厳しい側面があるかと思います。
以前よりもだいぶ良くなったようですが、ネット上に「納得いかない」という声があふれている現状を考えると、
取り締まる必要がない多々あるのではないかと考えられます。
確かにバイクが売れていない理由と繋げるのは多少無理があるかと思いますが、
これらが改善されることで、バイクに乗りやすくなるのは確かではないでしょうか。

バイク好きの私たちができる事

まずはやっぱりバイクの周りの人たちが嫌な思いをしないようにする事が大事です。
バイクを楽しむのは自由なのですが、無理な追い越しをしたり、危ないすり抜けなどはしないようモラルをもって乗る事は、非常に大切な事だと思います。
また、「駐車場を増やす」「道交法・取り締まり緩和」というのは、
なかなか個人では難しいと思われますが、
こういった不満を、声に出していく事が大事なのではないかと思います。
例えば、納得のいかない取り締まりがあったら、警察官にその事を冷静に、論理的に伝えるなど、 そういった声が多くなればなるほど、環境は変わっていくはずです。
(ただ、感情にまかせて文句を言う感じだと、ただのクレーマーとあしらわれてしまうので注意が必要です。)
また、駐車場の問題については、実はバイクの駐車場がほしい場所の要望を出せるようになっています。
「日本二輪車普及安全協会」が、要望できるフォームをホームページに設置していますので、以下にリンクを貼っておきますね。
本当に不便に思っている方は、ぜひ申請してみてはいかがでしょうか?
(私も申請しました)

バイク駐車場、ここにつくって!要望フォーム
https://www.jmpsa.or.jp/contact/form/index_18.html

いかがだったしょうか。
この記事は私見が多かったですが、みなさんはどうお考えでしょう?
よろしければ以下コメント欄にご意見いただけると幸いです。
バイクに乗ってない方の意見もありがたいので是非!
バイク好きが一人でも増えますように。

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