バイクウェアのメジャーブランド10選! 個性の違いや人気アイテムを紹介します

  • バイク用品
  • 記事公開日:2017年10月07日
  • 最終更新日:2021年03月02日

「バイクウェアはどんなブランドが人気?」
「バイクファッションでもオシャレしたい!」
「ブランド毎の価格帯を知っておきたい。」
「人気のアイテムなどもっと色々なバイクウェアを知りたい!」

このような疑問を解決するには、まずバイクウェアのブランドを知ることが近道。
そこで今回は、数あるバイクウェアブランドの中から、これだけ知っておけば大丈夫というメジャーなブランドを10社に絞って紹介します!

バイクウェアブランドにはそれぞれ個性があります。
値段帯の違いや見た目の印象の違い、展開している商品の種類までさまざま。
この記事では、そのブランドの歴史から、どんな特徴や個性を持つブランドか?
また、人気のある代表的なアイテムまで紹介してます。

ブランド10社および人気アイテムの選定には以下の点を参考にしました。

  • ・大手通販サイトの売り上げランキング
  • ・バイク洋品店の店頭でよく見かけるアイテム
  • ・購入者からの評判

きっと新しい発見があるはず。
ぜひ楽しみながら読んでもらえれば幸いです。

バイクウェア選びの3つのコツ

ブランドを知る前に、バイクウェア選びに磨きがかかるであろう3つのコツについて紹介します。

1.適切なサイズを選ぶ

見た目も大事だけど、バイクウェアは安全性と機能性も大事です。特に普段着との違いが大きのは安全性。
バイクウェアは丈夫な生地を使用していたり、インナーにプロテクターが入っていたりします。そのため基本的には自分の身体にあったジャストサイズを選ぶのがおすすめです。
もし大きすぎてブカブカだったりすると、プロテクターの位置がずれてしまったりしてうまく機能しないことも…
できれば実際に商品を試着して購入するのが一番ですが、もし難しければ各ブランドが出しているサイズ表を活用して、自分の体型にあったサイズを選ぶことがおすすめ。

2.人気のモデルを知る

普段着と同じで、バイクウェアにも良い商品もあればハズレの商品もあります。
もし自分の感覚でどれがいいのか自信がない場合、まずは人気のモデルから選んでおくのがおすすめです。
人気のモデルは着てみるとオシャレだったり、機能性やコスパがよかったりと、必ず理由があるものです。
探し方としてはバイク洋品店で店員さんに聞くのも良いですが、気になったブランド名をGoogleやInstagramで検索すると、だいたい人気の商品の画像がヒットするはず。この方法だと自分好みのアイテムを探すのに役立ちます。
また、機能性やコスパの良い人気モデルを探すには通販サイトのランキングを確認する方法があります。
このページの最後の方にリンクを載せていますのでこちらもどうぞ。

3.季節や場所に応じて選び分ける

季節によって特化したアイテムがあるのもバイクウェアの特徴です。
夏ならメッシュジャケットだったり、冬は電熱グローブなど。
また、バイクに乗っていると季節の違いはもちろん、場所の高低差によっても温度変化を受けやすいという特徴があります。
そんな時は持ち運びやすい防寒アイテムを持っていくなど、走る場所によって選んで使い分けることが快適さ保つ秘訣です。

メジャーなバイクウェアブランド10社の紹介

RSタイチ(アールエスタイチ)/日本

http://www.rs-taichi.co.jp/

出典:RSタイチ

1975年、モトクロス選手であった吉村太一氏が、RS(ライダーズスポット)タイチを創業。
大阪に本店を持つ国内バイクウェアメーカーです。
当時は「同じ価値観を持つライダーたちとバイクの楽しさを分かち合えることができたらいいな」
という思いがあり、ライダーが集まれる場所として作られたとのこと。
プロレーサーであった経験も活かし、バイクウェアを中心に、世界初のエアバック搭載のレーシングスーツをリリースしたりとレースシーンにも積極的。また、ニューエラとのコラボキャップやアクセサリーなどのアパレルも豊富。
HJCヘルメットの販売代理店にもなっている。

RSタイチの代表的なアイテム

RSタイチを購入できる場所

  • メーカー直営店舗
  • バイク量販店全般(2りんかん・NAPS・南海部品・ラフ&ロード 等)

RSタイチへの個人的な感想

実際に製品を使用してみたり、レビューを見てみても、機能的にはかなり満足度が高い製品が多い印象。
また、見た目も比較的オシャレで、デザインは10代から30代くらいをねらった若いものが多い印象。
価格は比較的、高くも安くもないけれど、モノしっかりしていて安心感があります。

KOMINE(コミネ)/日本

http://www.komine.ac/

出典:KOMINE

東京新宿区にある会社、株式会社コミネが提供するブランド。
創業は古く1947年。
自転車のタイヤと卸業から始まり、オートバイ本体の制作も経て、バイクウェアも手がけるように。
バイク全盛期には事故も多く、製品で少しでも命を救いたいと高品質化を目指す。

KOMINEの代表的なアイテム

KOMINEを購入できる場所

  • メーカー直営店舗
  • バイク量販店全般(2りんかん・NAPS・南海部品・ラフ&ロード 等)

KOMINEへの個人的な感想

製品はどれも機能が良いのに値段が安いという印象あり。
しかしそれが裏目に出て、ブランド力も低下してしまっているようで、物はいいけれど、そればかりだとちょっとかっこ悪いという、ユニクロのような存在に。
全身をコミネブランドで揃えるライダーは「コミネマン」なんて呼ばれてしまうことも。
ただ、それはコストパフォーマンスが最高なブランドであるという勲章でもありますよね。
プロテクターの種類が豊富なイメージもあり。

GOLDWIN(ゴールドウイン)/日本

http://www.goldwin.co.jp/motorcycle/

出典:GOLDWIN

株式会社ゴールドウインのバイクウェアブランド。
創業は1951年、富山県で株式会社津澤莫大小(メリヤス)製造所を設立し、その後社名を株式会社ゴールドウインに改める。
現在では日本のみならず、世界に向けて販売している大企業。
主にスキーやスノーボード、登山用などのスポーツウェアを手がけており、バイクウェアもその一部。
バイクウェアは正確には GOLDWIN MOTORCYCLE というブランド名になる。

GOLDWINの代表的なアイテム

GOLDWINを購入できる場所

  • メーカー直営店舗
  • バイク量販店全般(2りんかん・NAPS・南海部品・ラフ&ロード 等)

GOLDWINへの個人的な感想

バイクウェアブランドの多くは、普段着を作っていないメーカーが多い中、GOLDWINはスポーツウェアメーカーというのが珍しい。
ただ、スキーやスノボでの知名度は低いように感じており、GOLDWINといえばバイクウェアブランドという印象。
価格帯は高くも安くもないちょうどいい感じだが、EUROなど一部の超ハイテクウェアはめちゃ高い。
ハイテクウェアを得意としている印象が強く、作りがしっかりしていてバイクウェア感が少ないのもいい感じだと思う。

POWERAGE(パワーエイジ)/日本

http://www.powerage.jp/

出典:POWERAGE

山梨県に本社を構える会社。
現在のところライディングウェアのみに特化したブランド。

POWERAGEの代表的なアイテム

POWERAGEを購入できる場所

  • メーカー直営店舗
  • バイク量販店全般(2りんかん・NAPS 等)

POWERAGEへの個人的な感想

全般的に普段着に見えるウェアが多く、評判もなかなか良い。
個人的にもデザインはかなりいい方だと思うし、私服っぽいウェアを好む人は好きだと思う。
ジャケットもすっかり私服っぽいのにパット入りなのがいい。デザインは少し若めかなという印象。
企業の情報は極めて少なく謎が多いけど、製品をみると、
小さい会社ながら熱意を持って仕事をしているんだろうなぁと勝手に想像中。

KUSHITANI(クシタニ)/日本

http://www.kushitani.co.jp/

出典:KUSHITANI

1947年創立。静岡県浜松市の企業。前進はで夫婦2人で創業した革製品製造販売店。
国内の二輪メーカーからレース用のツナギの制作依頼を受けたのが、バイクウェアを作成し始めたきっかけとなる。
現在ではレザー製品のほか、ナイロンなどを使用した一般的なバイクウェアを展開。
全国に販売店舗がある。

KUSHITANIの代表的なアイテム

KUSHITANIを購入できる場所

  • メーカー直営店舗
  • バイク量販店全般(2りんかん・NAPS 等)

KUSHITANIへの個人的な感想

バイク量販店での取り扱いもあるが展開数が少なく、あまり目立たなかったためよく知らなかったブランド。
値段は比較的高額で高級ブランドと言えると思う。
しかしその分品質がよく、特にレザーアイテムは評判が良い
バイク系YouTuberなどに多く支持されている傾向もあり、ベテランライダーなど玄人好みのブランドなのかも。

HYOD(株式会社ヒョウドウプロダクツ)/日本

https://www.hyod-products.com/

出典:HYOD

1988年創業、静岡県に本社がある国内ブランド。創業者は兵頭満昭。
創業者自らサーキットにあしげく通い、現役のライダー達と密接な関係を築いていたという。
レーシングスーツから、シティユースで使えるバイクウェアを幅広く展開。

HYODの代表的なアイテム

HYODを購入できる場所

  • メーカー直営店舗
  • バイク量販店全般(2りんかん・NAPS・南海部品・ラフ&ロード 等)

HYODへの個人的な感想

レーシングウェアとツーリングウェア、どちらも展開しているが、どちらかというとレーシングウェアやレザー製品が強いイメージ。クシタニと似た印象があるかも。
全体的に価格は高め。バイク初心者というより、長く深くバイクに携わってきたライダーに支持されている雰囲気がある。職人気質ある玄人好みっぽいブランドイメージ。
実際にはグローブしか試着したことがないけれど、確かにフィット感は他のメーカーにはない、独特なフィーリングでした。ハマる人にはハマりそう。

DAINESE(ダイネーゼ)/イタリア

http://www.dainesejapan.com/

出典:DAINESE

1972年、Lino Daineseにより設立されたイタリアンメーカー。
MOTOGPライダー、ヴァレンティーノ・ロッシのスポンサーとして有名。
バイク製品だけではなく、自転車、スキー、乗馬用などのウェアも展開している。
世界で初めてバイク用のプロテクターを開発したメーカーであり、人間工学の研究にも力を入れる。近年ではNASAと宇宙服の開発も。
普段使いからのバイクウェアから、レースウェア、本格ツーリングウェア、普段着のアパレルまで、幅広く商品を展開。

DAINESEの代表的なアイテム

DAINESEを購入できる場所

DAINESEへの個人的な感想

ダイネーゼは国内では少しマニアックなブランドですが、企業規模からするとバイクウェアの最大手ブランドと言えそうです。
イタリアブランドだし派手な印象だけ先行していましたが、
調べてみると、安全なウェアを作るという情熱が強く、実際に技術面への投資も積極的で、真面目な会社なんだなと感じました。
製品価格は全般的に高額だけれど、それだけの価値はありそうだし、単純にかっこいいものが多いです。実際に試着したこともありますが、ものは本当にいいと思う。
ただ、着ている人はレース好きでお金持ちという印象もあるので、その辺りも考慮して買いたいところ。
なんと海外通販サイトで買うと、30%〜40%ほど安く買えることを発見。こちらの方法もおすすめです。

Alpinestars(アルパインスターズ)/イタリア

https://www.alpinestars.com/(本国サイト)

出典:Alpinestars

イタリアのレーシングウェアメーカー。
1963年、イタリア北部の小さな町でSante Mazzarolo氏が創立。Alpine star flowerが名前の由来。
モトクロスがヨーロッパ中に広がり始めた頃、新しいタイプの美しくて安全性も兼ねたブーツを作り、それがモトクロスブーツの典型となる。
現在ではF1やナスカー、MOTOGPなどの4輪、2輪とわず、世界のレースシーンへ製品を提供している。

Alpinestarsの代表的なアイテム

Alpinestarsを購入できる場所

Alpinestarsへの個人的な感想

デザインは全体的にオシャレで著名なブランドなのに、あまり着ている人を見かけない気もする、もったいないブランド。
印象的にモトクロスとツナギのイメージが強かったですが、カジュアルめなバイクウェアも多数展開しています。
どのアイテムも作りがしっかりしていて、さすが4輪から2輪までのレースシーンを支えているだけある! といった感じです。
個人的にはグローブの作りは値段の割にすごく良いと思う。
日本の販売価格はけして高い部類ではないですが、物によっては海外通販サイトをチェックすると値段差にびっくりすることもあります。

SIMPSON(シンプソン)/アメリカ

https://simpsonraceproducts.com/(本国サイト)

出典:SIMPSON

アメリカテキサスに本社を構える企業。正式な社名は「Simpson Performance Products」。
1959年にビル・シンプロンによって創立。
シンプロンがドラッグレースのクラッシュで骨折し、車を止めるためのパラシュートを作り出した事から始まり、その後、アメリカのレースシーンにおいて安全な装備やウェアを提供するようになる。
現在もナスカーを始め、さまざま装備にSIMPSON製品が採用されている。
4輪、2輪ともに、ウェアに限らず、シートベルトやヘルメットなどを展開。
ヘルメットに関しては、シンプソンヘルメット・アパレル製造輸出会社であるNORIXが関係している。

SIMPSONの代表的なアイテム

SIMPSONを購入できる場所

SIMPSONへの個人的な感想

ザ・アメリカというデザインのバイクウェアという感じ。
ジャケットは特にアメリカン系のバイクによく合いそうです。ハーレーなんかぴったりなのかも。
それゆえ、他のバイクに乗っていると、ウェア自体は気に入っていてもなかなか着づらい感じもあります。費用はそこそこ高いけれどものはしっかりしている感じ。
ヘルメットは攻撃的なデザインが特徴のものが多く、これはアメリカンに限らずスーパースポーツや、ストリートファイターなんかにも似合いそう。
個性的なブランドですね。

Fox Racing(フォックス レーシング)/アメリカ

https://www.foxracing.com/(本国サイト)

出典:Fox Racing

ジョフフォックス(Geoff Fox)によって1974年、アメリカ カリフォルニア州で創業されたブランド。モトクロス、BMXなど、主にエクストリームスポーツに向けたバイクウェアを展開している。
現在はヘルメットからグローブ、プロテクター、リュックサックまで、主にバイクウェアを中心に手がけるが、元々はオフロードバイク向けのサスペンションを作ったのが始まり。

Fox Racingの代表的なアイテム

Fox Racingを購入できる場所

Fox Racingへの個人的な感想

オフロード系のバイクウェアを探していると、まず目につくのがこのFox。キツネのロゴが印象的です。
同じオフロード色の強いアルパインスターズと比べても、よりカジュアルな印象。このあたりがアメリカのブランドっぽい。
特にオフロード、モタード系のバイクウェアが充実しており、値段は比較的安めな印象。
ジャージやプロテクター、グローブなどは、デザインは全体的に若い感じで、すごくカジュアルな雰囲気があって、ポップだしオシャレ。
モタードやオフロード乗るなら、要チェックしておきたいブランド。 ​

▼海外ブランドのバイクウェアは、海外通販サイトを使って個人輸入するとかなり安く購入できますよ!

以上、バイクウェア代表的ブランドの紹介でした!
バイク歴が長くなるほど、紹介したいブランドは増えるかもしれませんので、その際は更新しますね。

また、メジャーブランドの次に知っておきたいバイクウェアブランドを別途まとめて見ましたので、興味ある方はぜひ!

3大通販サイトのバイクウェア売れ筋ランキングはこちら!

Amazon、楽天市場、Yahooショッピングのそれぞれで、実際に売れているバイクウェアをランキングで見ることができます。
季節ごとにもランキングは変わったり、また、それぞれのサイトごとにも結果は異なりますので、これらもぜひ参考にどうぞ!

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2 件のコメントがあります “バイクウェアのメジャーブランド10選! 個性の違いや人気アイテムを紹介します”

  1. 竹内 秀次 より:

    コメントが面白い!
    参考になりました。

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