【2019年】東京モーターサイクルショーで見た主要バイクメーカーの印象と感想!
- レポート
- 記事公開日:2019年03月24日
- 最終更新日:2019年03月31日
東京モーターサイクルショー2019に行って参りました!今回も会場は東京ビッグサイト。主要なバイクメーカーを回ってきましたので、それぞれのメーカーで感じた印象などを、合計500枚以上の写真付きで紹介します。
全体的に「オシャレな雰囲気」がトレンドっぽい印象でした。特にオシャレな雰囲気のある「カフェレーサー」はほとんどのメーカーが意識して打ち出しており、壁にパーツやアパレルなどを並べてオシャレなブース作りに注力しているのが目立ちました。
電動バイクを見る機会も増えましたね。
また、特に海外メーカーは排ガス規制に対応するため、排気量アップの傾向が強かったです。
東京モーターサイクルショー2019 各主要メーカー紹介!
ホンダブース
2018年から新しくなったCBが目立っていた印象。ネイキッドは近未来的でサイバーな感じを表現したいような感じでした。ホンダのトレンドなのかも?
CB1000Rの塗装が綺麗だったのが印象的でした。
ブースには歴代のバイクが並んでおりカッコよかったです。やっぱり長い歴史を感じますね。
カブを筆頭に小排気量のバイクは、ほかのメーカーにはないオシャレさと楽しさを感じました。
一方大型バイクは個性が少ないかなぁという印象。でもアフリカツインは個性的だったかなぁ。。。
ヤマハブース
迫力ある3輪のナイケン、カフェレーサースタイルのXSR900、XSR700などが印象を引っ張ってか、オシャレなイメージがより強くなったと思います。
またがってみた感じ、純正サスが良くなったかも。各モデルの熟成度が上がっている印象でした。(と、思ってたんですが調べたら有料オプションの足回りでした(笑)ノーマルのはわからず。。。)
特にR25などスーパースポーツシリーズは、様々な種類の排気量があって、それぞれに個性的だけど統一感もあり、完成度高い感じがしました。
また、MTシリーズも目立っています。MT-10からMT-09、MT-07と、スポーティでかっこいい印象が根付いてきた感じがあります。
残念な点はあまりなかったのですが強いて言えば、歴史を感じるバイクがSRくらいで、少なかった事かもしれません。
カワサキブース
ZX10RやH2Rは相変わらずの迫力で圧巻なのはいつもながらなのですが、一部オシャレな雰囲気が意外でした。
一昔前は、無骨で男臭いブランドイメージだった「漢カワサキ」は、今やオシャレなカワサキになろうとしているのかもしれませんね。
特にカフェレーサーの雰囲気が強くでたW800がカッコよかったです。
また、NINJA1000やバーサスなど、各モデルの住み分けがしっかり打ち出されていて好印象。
国内メーカーの中では、一番ブランドの色がバイクに出ている感じがしました。
スズキブース
今年のメインは新しくなった刀(カタナ)。黒と銀のモデルが展開されていました。デザインは賛否両論あるようです。。。
「なぜセパハンにしなかったか?」というのは、「ハンドルは気になったら変えればいいし、あえて乗りにくいセパハンは避けた」という開発の方か重役の方かのコメントを記事で見て、ブランディングが下手だなと思った(笑)
そのほかはVストロームは目立っていましたが、それ以外はあまり変わりばえが無い印象。
他のメーカーに比べると新しい感じは少なかったです。
他に気になったのはGSX-S125のデザインが独特で、新鮮な感じでした。
トライアンフブース
スピートツインやデイトナなど、スポーツ系の車体よりも、
新しくなったスピートツインを筆頭に、ボンネビル、スクランブラーなど、クラシック系のバイクが目立っていました。
やっぱりカフェレーサースタイルはトライアンフが渋いし、ベーシックな感じがして一番好きかも。
価格も他の海外勢に比べると安く、手が届きやすい印象もありました。
ハーレーブース
新型のFXDR114は、近未来的なフォルムの中にもハーレーらしさがあって、さすがだなと思いました。
スタイリングのかっこよさ、渋さはやっぱりすごい。
また、カスタムコンテストを目立つように実施していて、他のメーカーにない面白い手法だと感じました。
見ているとやっぱりカッコよくて、カスタム欲が出てくるので効果的だと思います。
他のモデルはあんまり変わりばえしない印象でした。また電動ハーレーが見れなくて残念。
ドゥカティブース
新型ディアベル1260について実演を行なっており、目立っていてカッコよかった。
スタッフさんの制作秘話的な話がマニアックで、本当にバイク好きの人が作ってるんだなと感じました。
また、スクランブラーにも力を入れており、カスタマイズ車両が並んでいてこちらも目にとまりました。
レーシング系は迫力のV4、アメリカン好きにはディアベル、伝統とストファイ好きにはモンスター、手の届きやすい位置にスクランブラー、などなど、さまざまな層へアピールできるモデルがあってバランスがいいと感じました。
値段は全体的にやっぱり高めだけど、どれも魅力的な印象です。
BMWブース
GSシリーズが目立っていました。
ゴツいプロテクターやパニアケースを着けた姿はかなりの迫力。
片持ちリアタイヤはやっぱりかっこよく、個性的なホイールと合間っていい感じです。
R nineTシリーズもRacerやScramblerなど、全く違うバイクのような印象でカッコ良かったです。
S1000RRも新しくなりましたが、あまり目立たなかったかもしれません。
KTMブース
やっぱりDUKEが中心。
2018年モデルから顔が1灯から2灯の鋭いものに変更になりましたが、DUKE系はその顔に統一されていて、正面だけでは何のモデルかわかりづらい印象でした。
特に1290アドベンチャーはかなりイカツく目立っていました。1290 スーパー DUKE Rはストファイのお手本的なスタイリングでカッコ良かったです。
ハクスバーナーブース
オフロードバイクメーカーの印象が強かったですが、どちらかというとVITPILEN 701、VITPILEN 401などのシティバイクが目立っていました。
近未来的なデザインが印象的で、なんかバイクというよりほかの乗り物みたい。。。
今流行りのカフェレーサースタイルともちょっと違い、独自性が強くてオシャレでした。
外観は◎でしたが、性能面はどうなのか想像しづかったので、わかりやすいなにかあるとより良かったです。
MVアグスタブース
BRUTALE 1000 Serie Oroは600万円もして、もはや完全にアグスタマニアでないと買わないであろうレベルのモデルを出しているところからも、熱狂的なファンに支持されてなりたっているブランドという印象でした。
こういった強烈なモデルがあると、なんとか現実的な価格帯であるBRUTALE 800やF4などにとっては好印象ですよね。
ともかくデザインはすごくオシャレでした。独創性もすごい。
ピアッジオブース(ベスパ・アプリリア・モトグッチ)
ブランドとしてベスパ・アプリリア・モトグッチをもっているメーカー。
電動ベスパはすごく自然な感じでアリだと思った。
アプリリアはRSV4とTUONOなどがあったのですが、全体的にカラバリやモデルが少なかったため、もっと色々見てみたかったです。
プジョーブース
スクーターのみの展開でした。
デザインはかなり可愛くて女性向きな印象。
インディアンブース
アメリカンな雰囲気のまま、スポーティなモデルを展開しているのが新鮮でした。
ただ、ハーレーのイメージが強く、ネイキッドタイプもどこか見たことがあるようなデザインだったような。。
以上!各メーカーの感想でした。
ライダーの平均年齢は50代というデータがありましたが、会場に来ている方たちはもっと若い印象がありました。
最終日で日曜だったせいか、ともかくすごい人だったので、まだまだバイク人気は衰えてないですね!