バイクのカテゴリー:カフェレーサーの特徴
- バイクの種類
- 記事公開日:2020年08月10日
- 最終更新日:2020年08月11日
出典:BMW
カフェレーサーの特徴
カフェレーサー(CAFE RACER)とは、そもそもはカスタムの手法のこと。
バイクを速く、かっこよくするために、実用性を無視してカスタムするというスタイル。
スタイリングのベースは60年代のグランプリロードレースの車両と言われています。
特にスタリングで個性的なのは、こんな感じでしょうか?
- ・ヘッドライトと同じくらいの高さに抑えられたハンドル
- ・余分なパーツだと言わんばかりにシングルシート化
- ・ヘッドライトすっぽり覆うビキニカウル
- ・細長いガソリンタンク
もちろん、これらはバイクを速くするための改造という一面もあるのだけれど、スタイリングを近づけるための改造という意味合いの方が強いかも。
レトロ感とスポーティーさが混ざり合った独特なスタイリングをしています。
ふんわりしたメリット
・独特でかっこいい!
・軽くて取り回しが楽
・私服でも似合いそう
ふんわりしたデメリット
・乗車姿勢が辛い
・2人乗りできないモデルも
・スポーツバイクに比べると性能は劣る
・タンクは小さめ
私の勝手な意見
出典:TRUIMPH
スタイリングとしてはかなりかっこいい部類に入るのでは。。。?
無駄を削ぎ落としたバイクのシンプルなかっこよさを引き立たせているバイクだと思います。ほんと単純にかっこいい( ´∀`)
(乗っている方にもかっこよさを求められそうだけど、、、革ジャンで決めなきゃ的な。)
ただ、スタイリングにコンセプトがあるし、レトロな印象にする必要があるため、車体自体の作りは少し古いタイプを採用されがち。
速くするためのカスタムというコンセプトもあるけれど、運動性能としては他のカテゴリーには劣るのかも。
おそらくスピードはスーパースポーツには敵わないし、ストリート用としてもストリートファイターの方が速そう。乗車姿勢もカフェレーサーの方がきつそう。。。
でも、そういう性能面は置いておいて、バイクの研ぎ澄まされたかっこよさを楽しみたい人や、軽快な乗り味を味わいたい人にはピッタリじゃないかなぁと。
山道走っても楽しいだろうし、街並みにも似合いそう。バイク駐めたら絶対写真撮りたくなる!(笑)
もともとはカスタム手法の一つだったけれど、
その洗練されたスタイリングに目をつけてか、メーカーから「カフェレーサータイプ」としてベースモデルをいじったモデルや、元からカフェレーサースタイルで発売されている専用モデルも登場してきていますね。
一つのバイクカテゴリーとして確立されている感があります。
メーカー別カフェレーサーの代表車種
TRIUMPH
THRUXTON 1200
THRUXTON 1200 R
出典:TRIUMPH
BMW
R nineT Racer
出典:BMW
DUCATI
SPORTS 1000S
出典:グーバイク
KAWASAKI
Z900RS CAFE
W800 CAFE
出典:KAWASAKI
SUZUKI
SV650X
出典:SUZUKI