買い替えの方必見!バイクを高く売るための3つの方法
- 節約術
- 記事公開日:2017年04月01日
バイクをどうしても手放さなくてはならなかったり、買い替えのための資金にしたい場合は
「今のバイクをできるだけ高く売りたい!」と思いますよね。
しかし手軽な方法では、買取相場通りの金額にしかならないものです。
「手間が多少かかっても多くの資金が欲しい!」という方に向けて、
多少のデメリットとリスクはありますが、より高く売れるための3つの方法を紹介したいと思います。
その前に正攻法の売り方をおさらい
バイクを売る事自体は簡単です。
購入したバイク屋さんに持っていくのでもいいですし、
バイク王などを代表するバイク買取店に依頼するのも手です。
依頼すると自宅まできてくれて楽ですよね。
しかし、これらの方法は、手間をかけずリスクなく簡単に売れる方法ですので、買取額はけして高くはありません。
忙しかったりしてなるべく手間をかけないやり方ならいいんですけどね。
まずは自分のバイクの販売価格を把握する
まずは今のバイクがどれくらいの価値があるのか、事前に把握しておく事が大事です。
大事というか必須と言っても過言ではありません。
結局、買取は駆け引きですし、その駆け引きをするのに販売価格を知らないようでは不利になります。
「goobike(グーバイク)」や「バイクブロス」など、インターネットで中古車の掲載をしている大手ポータルサイトがありますので、
そういったサイトを見て、自分のバイクを検索すれば、簡単に把握できます。
バイク買取額の目安は?
バイクの買取額は、「人気」「改造の度合い」「状態」によってかなり左右されます。
国産バイクであり、極端な改造をしていない場合
買取額はそのバイクの販売価格の30〜50%くらいかと思われます。
新車価格からではないので注意してください。
例えば相場が100万円のバイクなら、30万〜50万くらいです。
バイクはノーマルの状態が一番高く売れると言われており、改造車でもノーマルに戻して売り直す場合があるそうです。
よって簡単にはもどせないような改造をしているバイクは一般的には買取額が低くなります。
外車バイクの場合
「BMW」「DUCATI」「KTM」「Triumph」などのいわゆる高級なイメージのあるバイクの場合、値が落ちにくいと言われており、買取額は50〜60%ほどではないかと思われます。
ただ、これも改造をしているとやすくなりがちです。
手間をかけても今のバイクをなるべく高く売る3つの方法
さて、ここまで調べたら本題です。
方法はいくつかありますが、いわゆる正攻法ではないため、それぞれにデメリットやリスクがあります。
それらにも言及しつつ、3つの方法を紹介したいと思います。
その1 新しいバイクを買うお店で下取りしてもらう
たとえばバイクの買取店が出張して買取に来る場合は、
当たり前ですが安く買い取る事で販売額との利ざやを稼ぐ必要があります。
出張費や出張に向かう方の人件費は買取店持ちですし、それらも合わせてそれ以上の利ざやにしないといけません。
たしかに買取店の方も値段を頑張って出してくれるのですが、
私の経験や聞く話によると、なかなか納得いく販売額になる事は少ないように思います。
しかし、バイクを販売したい店では、買取のみで利益をしっかり出す必要がありません。
新しくバイクを買ってもらう事で利益が出れば良いので、買取自体は最悪赤字になってもいいのです。
よって買取額は高くなりやすくなります。
さらに下取りはどのバイク屋でもやっているはずですし、他社のバイクでも問題なく下取ってくれるはずです。
たとえばKawasakiのディーラーだけど、Yamahaのバイクでも下取りできます。
よって、欲しいバイクがあって買うお店が決まっている場合は、そのお店に下取りをしてもらうのがオススメです。
しかし、もし相場を知らなそうだなと思われてしまった場合は、安くふっかけられてしまう可能性も否定できません。
さらに念を押したい場合は、事前にバイク買取店に相見積もり(あいみつ)をとってもらい、その後で下取りに出すのが良いかもしれません。
コツとしては、バイクを買おうと思っているお店で下取りの相談をする前に行う事です。
ただ、売る気が全く無いのに買取店を呼ぶのはモラル的にどうかと思いますので、
買取相場を把握した上で、その金額の最大くらいで買い取ってくれる場合はもちろんそのまま売ってしまうと言う前提で呼びます。
あいみつと言っても2社あればいいと思います。
そもそも1社以外は買い取れない事が確定なので、あまり呼びすぎるとただの迷惑になりますしね。。。
バイク買取店も商売ですし、なるべく迷惑をかけないようにするため、
初めの電話で、「販売したい額に届かない場合、売るかわからないですがあいみつしてもいいですか?」と聞いてから
許可が出た買取店のみ呼ぶようにするのがオススメです。
そして、買取店に出してもらった金額が、買取相場の最大に届かない場合は、ちょっと勇気がいりますが、断ります。
前述のように電話で伝えておく事が、この断る勇気の原動力にもなります。
そしてその後、下取りするバイク屋さんに相談をします。
ここでのコツは、「少し金額が足りない」と伝える事です。全然自分の希望額にとどかない!なんて言ってしまうと、
「この人全然相場しらないんだな。」と思われ、逆に相手にされなくなってしまう可能性があります。
例えば、「バイク買取店であいみつ取ってもらったんですけど、少し金額が低くて、、、下取りする場合、そちらではいくらくらいで買い取ってくれますか?」などと聞くと、販売店の方は頑張ってくれやすいと思います(笑)
デメリットとリスク
- ・ちゃんと買取相場を把握していないと、下取り店に安くふっかけられる可能性がある
- ・あいみつを取るため買取店を読んだ時、粘られる可能性が高いです。それを振り切る勇気とトークが必要
- ・あいみつを取ったあと、下取り店に相談したら、あいみつの方が買取額が高い可能性もある。
→この場合買取店にやはり売ってしまう方がいいかもしれません。
しかしあいみつの場合は「この価格は今で無いと出せません」と言われますので同じ買取店に頼むと安くなってしまいます。
買取店は少なく無いですので、他の買取店でまたあいみつを取るといいかもしれません。
その2 ヤフーオークションで売る
正攻法での売却にくらべて確実に高く売れると言っていいかと思います。
おそらく正攻法買取相場の150〜200%前後はいけるかと。
例えば、販売価格100万円のバイクなら、
正攻法では30万〜50万のところを、60〜90万くらいを狙えます。
場合によっては買った時より高く売れたりする事も。
ヤフオクを利用するには出品手数料やシステム利用料がとられますが、
それでもこの3つの方法のなかで、一番高値が付きやすいと思います。
さらに、カスタムをかなりしたバイクでも値が落ちにくい傾向にあるのも特長です。
ただし、それだけにリスクは大きいです。
そもそもバイクといえど高額な取引ですので、
ヤフーオークションの信頼できるアカウントがないとなかなか難しいかと思います。
よって、小さい買い物でもよくヤフオクを利用している人である前提でなければいけません。
名義変更をしてもらえないと、税金が自分のところに来てしまうし、
たとえば事故を起こしたときなどは厄介な事になります。
自分で陸運局に出向いてもいいのですが、かなり面倒なので、
今は名義変更代行サービスがあるのでこれを利用してもらう事をオススメします。
ヤフオクでもこのサービスを紹介していますが、実は陸運局近くの行政書士を使うという手もあります。
「名義変更代行 + バイク + (地名)」などで検索すると見つかりますよ。個人でも利用可能です。
かなり格安で行っているところが多いですので、費用も抑えられます。
落札者が値段を理由にした場合は、こういったサービスも紹介してあげましょう。
デメリットとリスク
- ・販売金額が安いバイクはうまみが少ない
- ・信頼できるアカウント状態でないと販売自体難しい
- ・車体の状態が悪いと最悪トラブルになる
- ・販売した後、落札者とのやりとりが面倒。落札者が名義変更をしてくれないリスクがある
その3 個人売買で売る
バイク友達が多い限定かもですが、ヤフオクなどのツールを使わず、個人間での取引をする方法もありです。
ただ、完全に値段を自由に決めれるので、値付けの理由を説明できるようにしなければなりません。
一例としては、
バイク屋や販売店で一度見積もりを出してもらってから、販売額と比べてみて、その中間の値段を出す方法がいいと思います。
例えば販売相場が100万円のバイクで、見積額が50万円だとしたら、
普通に考えたら70〜80万円で売れれば双方にメリットがあります。
また、顔見知りであれば、名義変更などもスムーズに協力してくれるはずですので、
そういったリスクは少ないと思います。
その2で説明したように、格安代行サービスがありますので、それを利用するのもありですね。
デメリットとリスク
- ・バイク友達や知り合いがいなければまず難しい
- ・売った後たまたま故障してしまったりすると気まずい
これら3つの方法はそれぞれリスクはあるものの、
正攻法よりも確実に高く売れるはずです。
あとは売却できるように祈るのみ。。。。グッドラック!