【自己流】長距離もまかせろ!バイクに乗って疲れないための小技集

  • 安全
  • 記事公開日:2016年03月22日
  • 最終更新日:2018年02月26日

バイクを運転する際に必要なものはおおざっぱに言えば「体力」と「集中力」だと思います。
この二つをなるべく奪われないようにする為の小技のご紹介です。

バイクに乗る時に一番注意しなければならないと思うのが、「疲れ」です。
疲れた状態でバイクに乗る事ほど危ない事はないと思います。

というのも疲れは自覚症状が少ないからです。しっかり注意を払っているつもりでも、信号機や歩行者の見落としなどが発生してしまいます。自分場合シフトアップしようとしてシフトダウンしてしまった事も(オレだけでしょうか…)
さらに安全になんとか帰ってきても、翌日筋肉痛でからだがバキバキなんてことも。。。。

しかし疲れても乗りたいのがバイク!
長距離ツーリングなんか、いったいどこまでいけるのか、試したくなっちゃうこともありますよね。
そんな時に使える、長距離でも身体と心への負担を減らす、ちょっとした小技を紹介したいと思います。

疲れないライディングの小技基本編

車間距離を開ける

前提として自分のペースで走ることが大事だと考えています。
自分が意図しない動きをされる場合は、そこで身体と心に負担がかかります。
そのよくある事例としては、前車にぶつかりそうになって急ブレーキすることです。
ぶつかりそうにならなくても、そこそこ強くブレーキをしなくてはならない状況は少なくないでしょう

疲れないようにするには、まずこの状況を避けるようにします。
よって、車間距離をなるべく開けることが大事です。
ただ、開けすぎても後続車に迷惑なので、大体バイクの3〜4台分ほど空けることがオススメです。

楽な体勢で乗る

教習所では、やれニーグリップやら、レバーは全部の指で握れやら、教えてくれますが、
正直、役に立ったと思ったことはありません。
あれはおそらく安全のためというよりも、キレイに乗るための作法だったのでしょう。
自分としては、ちょっとだらしなかろうが、乗っていて楽な状態を見つけることが大事だと考えています。

たとえば、タンクは脚で挟みません。ニーグリップはほとんどしないということになります。
私もバイクを乗りたての頃は、常にニーグリップを意識して乗ってたのですが、
脚に少しずつ負担がたまっていき、長距離だと辛くなってくるんですね。

なので、普通の椅子に座るような感じで、ゆったりと脚を開き気味で乗ります。
ちょっと加速強めたら、脚が勝手に開いちゃうくらいなイメージです。
この乗り方だと、いい感じで力が抜け、長距離でも痛くならなくなりました。

タンクを挟む場面は、ちょっときつめのカーブを曲がるときや、急な動きをしないといけなくなった時くらいです。

また、脚もしっかりステップに載せないこともあります。
これはさすがに直線が多いところに限られますが、
くるぶし辺りをステップに載せながら、つま先を下にぐっと下げて走ったりします。
すると足の裏にかかる負担が少ないようで、楽なんですね。

強いブレーキを避ける

強いブレーキをかけると、腕に力を入れてつっぱるようになりますので、肩や手のひらの負担を増やします。
1度くらいでは実感がないと思いますが、積み重ねるごとにジワジワと体力が削られていきます。
例えば、先にある信号が赤だとわかったら、後方に注意しながら、
かなり手前から速度をゆっくり落としていき、なるべく身体に負担がかからないよう調整することが大事です。
また、手前からゆっくり減速し始めることで、運良く信号が青に変われば停車しなくて済み、これも体力温存につながるという棚ぼたも期待できます。

場面別で使える小技

大型トラックの後ろを走る

これは、雨の日や、めちゃくちゃ寒い日などに有効です。ともに体力をかなり奪われますよね。
そんな時は、大型トラックの後ろを走って、雨や風をさけるシールドに使ってしまうやり方です。
特に4-8tくらいの大きさのトラックで荷台が縦長のタイプが理想的です。
たしかに追突のリスクは少し高まりますが、先頭だけに注意を払えば良い状態でもあるので、慣れれば集中力もあまり必要としません。
ちょっと難易度高めかもですが、バイクに慣れてきた方にはオススメです。

車体をなるべく倒さずに曲がる

特に交差点など、低速度できつめの曲がり方をする時に使えると思います。
リーンインという、車体より身体が内側に傾いている状態で曲がる方法を、低速でやってしまうという、あまり聞かないやり方ですが、特にバイクに慣れていない間は有効な気がします。

というのは、特に低速度で車体を倒して曲がっている時には、
もしその曲がった状態で急停車しなければいけなくなると、脚を急に出して傾いた車体を支えなければならず、なかなか体力を消耗するからです。
また、立ちゴケを誘発しやすいとも考えられ、これを防ぐ効果もあります。

バイクに乗らない時でも重要な小技

温度にあった適切な服を着る

疲れない小技はなにもライディングテクニックだけではありません。
寒すぎたり、暑すぎたりしても、体力は消耗します。
よって、その日の気温にあった服装をして乗るようにすることは、かなり重要です。
春や秋など、昼と夜で温度差が大きいような場合は、かさばらないナイロン製の上着を持って行くなどして、
温度の変化にうまく対応できるようにすることも大事です。

時間帯とルートを吟味し、渋滞を避ける

やはり渋滞は辛いですよね。特に大型バイクになればなるほど、超低速での操作は体力を大きく奪います。
よって、いかに渋滞に巻き込まれないように計画するかが重要です。
今ではグーグルマップなどの無料のツールでも渋滞情報が見えるようになりましたので、
事前に情報収集をしておくのも賢いと思います。
また、朝の5時前後など、早い時間帯はまず道路は空いていますので、
ツーリングの日は頑張って早起きするとか、
ちょっと金銭的には痛いけれど、下道は混むから高速に乗る選択をするというのも効果的です。
熟練ライダーに早起きの方が多いのはそのせいかもしれませんね。

サスペンションを社外製のものに変更する

もはや技でもなんでもないのですが笑

前後変更するだけでも、かなりの効果が見込めるはず。特にスクーターは顕著かと。 その際、レース用ではなくツーリング用のサスペンションを選ぶ事が必要ですが、まずレース用自体少ないと思われますので、購入時にそこまで気にしなくても良さそうです。

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