信頼できる海外通販サイト2選-個人輸入で海外ブランドのバイクウェア・ヘルメットが30-40%安く購入できます

  • バイク用品
  • 記事公開日:2018年11月10日
  • 最終更新日:2021年08月12日

海外メーカーのバイクウェアってかっこいいですよね^^
バイク量販店なんかでも、シンプソンをはじめ、アルパインスターやベリック、中にはダイネーゼなんかを置いてる箇所もあります。
ただ、いかんせん値段が高かったり、品揃えが悪かったりしがちなんですね。

まーそうは言っても、
海外ブランドの商品でも国内のバイク用品店で揃えられるものがほとんどですので、
こういった海外サイトを使うのは、
・国内で売っていない珍しいアイテムが欲しい!
だとか、
・サイズがわかってるし同じものなら少しでも安く買いたい!
という要望が強い人でしょうか。

私は実際にこれから紹介する2サイトを使用してバイクウェアを購入してみましたが、
商品もしっかり届き、国内販売より30〜40%くらい安く購入できて大満足でした^^
ただ、海外通販サイトからの個人輸入はリスクもあるので、このあたりも理解した上で利用していただくことがオススメです。

海外ブランドのバイクウェア、ヘルメットは国内で買うとなぜ高く品揃えが悪いのか?

有名どころに限られるかもですが海外ブランドは、総じて高い印象がありますよね?
「やっぱ海外ブランドだから、輸入コストかかって高いんだろうなー」とか、
「海外ブランドのウェアってなんかカッコイイし価格帯がそもそも高いのかな?」とか思ってましたけど、
これたぶん間違いです!!
個人的な見解ですが、以下にその理由を解説します。

海外ブランドが国内で高いと思う理由

  • 販売代理店が手数料を上乗せしている事
  • 販売流通経路が少なく価格競争が起きにくい

例えば、日本の会社がある海外ブランドと独占販売契約を結んだとしたら、契約を結んだ会社を通さないと、商品が正規には販売できない事になります。
つまり、その日本の会社が好きに値段を決めて販売ができるし、他の会社はその商品を取り扱えない事になるので、価格競争が起きないんですね。

一方、国内ブランドでは販売網が多い事もあり、同じ商品を扱っているお店が多いです。
そうすると、価格競争が起こり、自然と価格は適正なものになっていきますよね。

海外ブランドが国内で品揃えが悪い理由

  • 流通量が少ないため、仕入れすぎるとお店が損をするため
  • ヘルメットなど、日本の法律に合っていないため、店頭に置くことができない
  • 日本人には好かれないであろう奇抜なカラーリングなので仕入れない

また、流通量が少ないため、自然と品揃えも悪くなります。あまり多く仕入れて売れなければ、お店が損をしてしまいますよね。
また、法律上の問題もあるかと思います。
特にヘルメットはPSCマークという、国内での販売を許可するための申請が必要なものがあります。
こういった手間がかかるので、一部のマニアックな商品の場合は、メーカーが日本での販売を諦め、PSCマークを取らないという判断をしていることが考えられます。

じゃあ、直接海外から海外ブランドを買えばいいじゃん!

そう、そこで思いついたのが、海外通販。
直接海外ブランドを買ってしまえばいいと思い、調べたらあったんですね!
そもそもバイク関係にかかわらず、ヨーロッパのショッピングサイトは、海外通販に対応しているところが多いんです。
(日本の通販サイトでは海外に対応してるのってあまり馴染みがないですが、、、)
自分が利用したのはFC-Moto」「motardINNの2サイト。
購入したのはどちらもダイネーゼというブランドだったのですが、その他のブランドも幅広く取り扱っています。
タイミングがよかったこともあり、ジャケットとグローブを購入して、どちらも30〜40%くらい安い値段で購入できました!

実際に利用してみた信頼できる海外通販サイト2選

どちらのサイトも日本語に対応していますし、値段の表記も円でしてくれるので便利です。

FC-Moto(ドイツ)

ドイツのアーヘンにあるバイク用品店。
1996年に設立し、従業員数は約30名。ちょっと大きなバイク量販店といった印象です。
販売拡大を受けて新たな倉庫を持つために、2011年には広い建物に移転し他とのこと。

FC-Motoのホームページはこちら

FC-Motoの特徴

  • 日本語対応
  • ヨーロッパ系バイクウェアブランドが安い
  • マニアックな商品も扱っている
  • 品揃えが豊富
  • motardINNにはないFOXを扱っている
  • バイクウェアの他、バイクパーツの取り扱いも

motardINN(スペイン)

スペインのジローナという場所に本社(倉庫?)がある通販会社。
元はtradeINNというサイトがあり、バイク用品に限らず、スポーツウェア、アウトドアウェアなどを幅広く販売している。
発送先は200カ国以上で、従業員数は200名超えとのこと。

motardINNのホームページはこちら

motardINNの特徴

  • 日本語対応
  • ヨーロッパ系バイクウェアブランドが安い
  • グローブなど小さな商品の送料が安い(日本郵便対応)
  • 金額の大きい商品の送料が無料(日本郵便対応)
  • 日本語がしっかりしていて操作がわかりやすい
  • バイクウェア以外にもバイクパーツも一部販売している

海外通販サイトを使うメリットとデメリット

とはいえ、海外のウェブサイトを使ってソコソコの値段の買い物をするわけですので、
結構なメリットがないと使う気にはなれませんよね?
そこで、海外通販サイトを使うメリットとデメリットを詳しく考えてみました。

メリット
  • 安い値段で買える
  • 在庫切れが比較的少なく品揃えが豊富
  • 国内で売っていないレアモデルやカラーリングが手に入る

値段については、商品やブランドによってまちまちですが、
送料や関税を考慮しても、総じて安く手に入ると言って良さそうです。
また、商品の在庫が多く、在五切れの商品は比較的少ないので、品揃えが豊富と言えそうです。
さらに、国内に入っているブランドでも、商品によっては、国内取り扱いがないものもあるので、こういったレアなアイテムを探したい方にもうってつけですね。

デメリット
  • 到着に時間がかかる(1〜4週間)
  • 違う商品が届いた時など手続きが面倒
  • MFJ公認では無い

私は経験ないのですが、「頼んでいたサイズと違う、、、、」などという場合はちょっと面倒です。
交換や返品対応が可能ですが、やり取りは英語になります。
なお上記2サイトについては運営元がしっかりしているので「商品が届かない」というリスクは無しにしていますが、住所を間違えて書いてしまうとありえるので注意です。
また、「大きなレースで使いたい」と考えている方は、ヘルメット、ツナギは辞めておいた方が良いです。
海外通販から買った商品には日本の規格である「MFJ公認」がついていないためです。
ただし、グローブやブーツについてはMFJ公認が求められないケースが多いのでこの辺りは大丈夫そうですね。

国内購入と比較した値段の違い

商品の元の値段が高ければ高いほどお得になります!
一例を紹介しますね。

※値段確認時の注意点


ログインをしてないと、日本在住なら払わなくて良い費用が加算され、高い費用で表示される事があります。
費用の確認は、アカウント作成後にログインしてからの方が正確です。もしくはカートに入れると費用が訂正される場合もあります。

ヘルメット

AGV CORSA R / MATT BLACKの場合(2019年2月時点)

出典: fc-moto

国内通販価格

商品代金(国内正規)106,920 円
送料0円
合計106,920 円(税込)

海外通販価格(FC-moto)

商品代金74,576 円
値引きコード利用-2,237 円(ニュースレター購読割)
送料2,676円
関税予想7,500 円(10%)
合計82,515 円
差額-24,405 円(約20%off)

※値段は時期によって変動します。

商品ページを確認(FC-Moto)

ジャケット

RACING 3 LEATHER JACKETの場合(2019年2月時点)

出典:FC-moto

国内通販価格

商品代金(国内正規)85,320 円
送料0 円
合計85,320 円(税込)

海外通販価格(FC-moto)

商品代金46,406 円
値引きコード利用-4,640 円(10%)
送料2,598円
関税予想4,640 円(10%)
合計49,004円
差額-36,316 円(40%以上安い!)

※値段は時期によって変動します。

商品ページを確認(FC-Moto)

グローブ

DAINESE Fogal Unisexの場合(2019年10月時点)

出典: motardINN

国内通販価格

商品代金(国内正規)8,640 円
送料有料
合計8,640 円 + 送料(税込)

海外通販価格(motardINN)

商品代金5,341 円
値引きコード利用-267 円(5%)
送料641円
関税予想0 円(16,665円以下のため)
合計5,715円
差額-2,925 円 – 送料分(約35%off)

※値段は時期によって変動します。

商品ページを確認(motardINN)

レーシングスーツ

DAINESE LAGUNA SECA 4 1PC PERF. LEATHER SUITの場合(2019年2月時点)

出典:FC-moto

国内通販価格

商品代金(国内正規)193,320 円
送料0円
合計193,320 円(税込)

海外通販価格(FC-moto)

商品代金108,526 円
値引きコード利用-10,852 円(10%)
送料2,598円
関税予想10,852 円(10%)
合計111,124 円
差額-82,196 円(約40%off)

※値段は時期によって変動します。

商品ページを確認(FC-Moto)

すごく安いものとそうでもないものがある

ただ、どの海外ブランドも安いわけではないようです。
ものによってはそんなに変わらないものも。
そこで、以下に特に安く買える「ブランド」と「商品」をリストアップしてみました。
ちなみに、国内ブランドも扱っていますが、それらは逆に高かったりします。(当たり前か、、、)

安く買えそうなブランド

  • DAINESE(ダイネーゼ)
  • Alpinestars(アルパインスターズ)
  • FOX(フォックス)
  • ICON(アイコン)
  • BERIK(ベリック)
  • Revit(レブイット)
  • AGV(エージーブイ)

など

安く買える商品

  • レーシングスーツ
  • ジャケット
  • グローブ
  • ブーツ
  • ヘルメット

など

だいたい割引クーポンが使えるので必ず使おう!

単純に商品が安いだけでなく、ほぼいつでもクーポンが利用できます。
特に、ハロウィーンやクリスマスなど、ヨーロッパの有名なイベント時には普段よりも割引率の高いクーポンが発行される可能性が高いですので、近い時期になったらチェックしておきたいところ。
現在判明しているクーポンコードをそれぞれ書いておきますね!
(時期によって使用できないものあります。)

motardINNのクーポン

クーポンコード: AD005 (5%オフ)

FC-Motoのクーポン

キャンペーン: ニュースレター購読で10%オフ

5%くらいは普通で、時期によっては15%なんていうものも!
要チェックですね。

そもそもなんで安い?偽物??

始め、自分もあまりの安さに、
「これって詐欺サイトなんじゃないの!?」と、すごい疑って慎重になっていました。
ただ、実物をみても偽物には見えないし、
実際に偽物を販売していたとしたら、ネット社会の現代では悪評が一気に広まって、通販サイト自体の運営に支障をきたすはずです。
小さなバイク屋が行なっている通販サイトならまだしも、紹介した2サイトはどちらも、それなりの規模で世界に展開をしている事業ですので、このようなリスクをとるとも思えません。

また、なぜ安くできるのかの仮説を立ててみましたのでちょこっとご紹介します。

VAT(追加価値税)がかからないから

外国人が日本で買い物する場合、消費税が免税されたりしますよね。TaxFreeとかよく書いてある免税店を見たことある方も多いはず。
その逆バージョンで、個人輸入を海外の業者と日本の個人で直接行う場合は、VATという追加価値税がかからないんですね。
これはヨーロッパでは商品に対して結構な割合でかけられており、それを払わなくて済むことから、単純に安く買うことができるということです。

参考:https://www.digi-joho.com/ja/kaigai-business/147-vat-value-added-tax.html

地元のブランドの商品を売っているから

たとえば、日本のバイク量販店では定価より商品が安くなっていることがほとんどですよね。
メーカー小売価格のまま販売している店舗はまず見かけません。
これは、安定した販売実績があることと、長年の付き合いなどから実現していることかと思われます。
なので、同じ理由でヨーロッパの店舗では、地元ヨーロッパのブランドがこれにあたるため、
メーカー小売価格よりも安くできているというのは自然なことかと思います。

利用者の声はこんな感じ

送料と関税について

送料の目安

海外通販だと気になるのは「送料が高いのではないか?」という事。通常、商品の大きいほど高くなります。もちろん国内に比べれば高いことが多いですが、びっくりするほどではありません。
目安としては、motardINNならグローブなどの小さなものは1,000円以下ですみます。
その他、ジャケットなどの大きなものは2,000〜3,000円ほどです。
まとめて購入したりして、重さや大きさが大きくなるほど送料も高くなります。
また、motardINNでは不確かで申し訳ないのですが、50,000円くらい以上は送料が無料になっています。

関税はかかる場合とかからない場合がある

海外通販サイトから商品を購入するというのは、個人輸入をすることになります。
「それって税金がすごい取られんじゃないの。。。?」って私も初めは不安だったのですが、
かかってくるのは、関税+消費税+通関手数料であり、請求は一度だけです。
ややこしいのは、金額と商品種類によって、かかる場合とかからない場合があることです。

わかりやすいよう図にまとめてみました。つまり総額16,665円以下の買い物なら、どんな商品でも関税はかからないということですね。
関税がかかる場合ですが、自分が利用した例では、総額30,000円強で、関税は3,200円でした。
関税は商品の内容によって細かく別れているため、一括りにできませんが、
総額16,666円以上〜20万円未満の買い物をした場合、関税は、総額のおよそ10%くらいと考えておくのが目安になると思います。
また通関手数料は荷物1つにつき200円とあまり気にならない費用なので無視して考えてもいいかな。。。

ではそれらの税金がかかるとして、いつ支払うのか?ですが、
自分の場合は日本郵政の場合、商品が届くタイミングで、一緒に請求されます。
それ以外の請求はなにもありません。これで税金の支払いは終わりです。

参考:海外通販購入ガイド

商品ごとの関税一覧はこちら
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1204_jr.htm

関税計算ツール
https://www.kaigai-tsuhan.com/%E9%96%A2%E7%A8%8E%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB/

支払いはPayPalを通すと買い手保護制度が受けられて安心

海外通販サイトなので、支払いは自然とクレジットカード払いとなります。
普通にクレカを入力しても購入できますが、PayPalアカウントを作り、PayPal経由で購入することで、買い手保護制度が受けらます。
これは、購入したのに万が一商品が届かなかった場合や、届いた商品が、説明されている内容と著しく違った場合に、
商品の購入代金全額と送料を返金してもらえる制度です。
ちなみにこの保証制度の中には、

「商品は本物であると広告にはあったが、受け取った商品は本物ではない場合。」

も保証の範囲に入るそうです。すごいですね。
詳細は以下のPayPalホームページをご覧ください。
実は後で知ったので自分はそのままクレカ入力しちゃったんですが(笑)PayPalを通すことでより安心ですね。

PayPalの買い手保護制度についてはこちら
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/support/buyer-protection

在庫有りなら商品の到着は10日〜2週間ほど

私が頼んだ時は、ジャケットが10日間で到着(fcmotoで購入)、グローブが2週間(motardINNで購入)で到着しました。
共に在庫がある商品だったので、欠品の場合はもう少し時間がかかることが予想されるので注意です。
ちなみに商品は、どちらも追跡番号が発行され、ホームページ上で見ることが出来るので、安心ですね。

以上、オススメの海外通販サイトでした!
自分は地味にグローブがお得だし壊れにくい商品なので、次回も購入しようと思っています^^
もしサイズがわかっていれば、ヘルメット、レザージャケットなんかも良さそうですね。

お気軽にコメントをどうぞ

※コメントは管理者の承認がおりてから掲載されます。
※スパム防止のため、「私はロボットではありません」にチェックを入れてからでないと投稿できません。

CAPTCHA


最新記事

  • 記事公開日:2020年08月10日
  • 最終更新日:2020年08月11日
  • カテゴリーバイクの種類
  • 記事公開日:2019年12月12日
  • 最終更新日:2019年12月15日
  • カテゴリーバイク用品